大谷翔平の外野守備は「ゴールドグラブ級」 指揮官絶賛…三刀流へ見せていた華麗な姿

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

2021年以来外野出場なしも…2022年には試合前に外野ノックを受けていた

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が15日(日本時間16日)、大谷翔平投手について、シーズン終盤には左翼を守らせる可能性を示唆した。2021年には7試合で外野の守備に就き、当時の監督だったジョー・マドン元監督は「ゴールド・グラブ級だ」と守備を評価。昨年は練習中に外野でノックを受ける場面もあった。来季、2021年以来となる外野守備は実現するのか。

 大谷は右肘手術の影響で、来季は野手1本でのプレーとなる。米スポーツトークショー番組「ダン・パトリック・ショー」の取材に応じたロバーツ監督は「ショウヘイと少しだけ話したんだけど、『9月にボールを投げられるようになっていれば、レフトを守ることに前向き?』と聞いたら『肘の状態が大丈夫そうだったら、前向きだ』と答えてくれた。どうなるか見守ろう。(その判断を下すまで)まだ時間がある」と、外野守備の可能性に言及した。

 日本ハム時代は、1年目と2年目の計62試合に外野手として出場。メジャーでは2021年4月24日(同25日)のアストロズ戦で8回から7年、2478日ぶりとなる左翼の守備に就いた。同年はDH解除、登板後、代打という形で7試合守ったが、まだ1度も守備機会はない。

 当時のマドン監督は2022年にポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ・ポッドキャスト」に出演した際、「外野も問題なく守れる」「しかもハイレベルでね。バッティング練習でボールを捕球する姿は、ゴールド・グラブ級だ。それくらい才能豊かだ」と絶賛していた。

 2021年以降、外野守備には就いていないが、昨季は試合前に外野でノックを受け、軽やかな動きを見せる場面もあった。7月16日(同17日)には中堅でノックを受けていたが、その時は奇しくも入団することになったドジャース戦前だった。まずは肘の状態がどこまで回復するかだが、常識が通用しない大谷なら“三刀流”も容易くこなしてしまうかもしれない。

【実際の動画】エ軍前監督も「ゴールドグラブ級」と絶賛 2022年に大谷が見せていた外野ノック

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