2年間1軍登板なしも…“背水”ドラ2が驚異の「14.63」 異国で8戦3セーブと覚醒気配

DeNA・徳山壮磨【写真:町田利衣】
DeNA・徳山壮磨【写真:町田利衣】

2020年ドラフト2位のDeNA徳山壮磨は2024年1月下旬までABLに参戦中

 DeNAの徳山壮磨投手が、「キャンベラ・キャバルリー」の一員として参戦中のオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)で、17日に3セーブ目を挙げた。2020年ドラフト2位で入団も2年間1軍登板なしに終わった右腕が、背水の3年目に向けて覚醒の気配を見せている。

 11月18日の初登板で1回無失点に封じて“初セーブ”を挙げると、その後も救援としての登板を重ね、ここまで8試合で計8イニングを投げ2失点、防御率2.25で3セーブをマーク。13三振を奪い、奪三振率は驚異の「14.63」だ。

 大阪桐蔭高から早大を経て、即戦力として期待されて入団。しかしここまで1軍登板なし。今季は1軍登録こそあったが、デビューを果たすことはできなかった。2軍では昨季は17試合に登板して2勝6敗、防御率3.49、今季は22試合で1勝2敗、防御率3.23だった。ABLには2024年1月下旬まで参加する予定で、野球漬けのオフを過ごしている。

(Full-Count編集部)

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