山本由伸は「ヤ軍と契約する」　大谷翔平のド軍は望み薄か…米記者が断言する理由

USAトゥデイ紙ナイチンゲール記者「ヤマモトは人の支配を受けない」

　ドジャース・大谷翔平投手とオリックスからメジャー移籍を目指す山本由伸投手は、来年ロサンゼルスの地で共闘するのか。USAトゥデイ紙の敏腕記者、ボブ・ナイチンゲール記者は「ドジャースと契約すれば、ショウヘイのチームとしてプレーすることになる。ヤマモトは人の支配を受けない。ヤンキースと契約すると思う」と首を横に振った。

　ドジャースは12日（日本時間13日）に山本と面談。大谷、ベッツ、フリーマンとMVP受賞者が同席して猛アタックした。だが、ナイチンゲール記者の予想は厳しい。「ヤマモトは注目を浴びることが好きだと思うし、スター性もあるからニューヨークに行くと思う。ニューヨークは世界で一番の市場だし、日本人のスター選手もヤンキースで活躍をしたから、彼も（同じような）活躍を望んでいると思った」と語った。

　山本は17日（同18日）にヤンキースと面談。11日（同12日）にもスタインブレナー・オーナー、キャッシュマンGMらとロサンゼルスで交渉していたが、今回は山本の希望でニューヨークまで足を運んだ。メッツ、フィリーズとの交渉をしたとの報道もある。

　ドジャースは大谷に続いて、レイズからタイラー・グラスノー投手をトレード獲得。5年総額1億3650万ドル（約194億円）で新たに契約を結んだ。だが、先発ローテーションは手薄な状況で、山本やDeNAから移籍を目指す今永昇太投手ら先発投手の補強を目指している。山本が決断を下す“Xデー”は確実に近づいてきている。

（小谷真弥 / Masaya Kotani）