盗塁王の鷹・周東は4500万円でサイン「妥当かな」 WBCで世界一…3年ぶり2度目のタイトル

契約更改交渉に臨んだソフトバンク・周東佑京【写真:藤浦一都】
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・周東佑京【写真:藤浦一都】

終盤戦では1番打者として定着…来季からは新たに選手会長に就任

 ソフトバンクの周東佑京内野手が20日、PayPayドームで契約更改交渉に臨み、500万円アップの年俸4500万円(金額は推定)でサインした。3月にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場して世界一に貢献。シーズンでは36盗塁で3年ぶり2度目の盗塁王に輝いた。

 増額となったことについては「打席数も足りていないので。後半はよかったですけど前半はあんな感じでしたし、妥当かなと思います」と語った。

 今季は114試合に出場して打率.241、2本塁打、17打点。終盤は1番打者に定着し、9月&10月は打率.330などの活躍で、自身初の月間MVPを獲得した。球団としても、育成出身の野手が獲得するのは初めて。チームは3位に終わったものの、確かな上昇気流を描いた。

 来季からは新選手会長を務める。来年2月に28歳、一歩ずつ、チームリーダーとしての道も歩んでいく。

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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