山川加入で「より点取れる」 勝負どころでの信頼感…周東が感じていた脅威

ソフトバンク・山川穂高(左)と周東佑京【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・山川穂高(左)と周東佑京【写真:藤浦一都】

WBCで山川とチームメート…ともに世界一に貢献「信頼感ある」

 ソフトバンクの周東佑京内野手が20日、PayPayドームで契約更改交渉に臨み、500万円アップの年俸4500万円(金額は推定)でサインした。西武からFAでの移籍が決まった山川穂高内野手については「本当に大事なところで打ってくれる」と印象を語った。

 2022年10月1日の西武戦(ベルーナドーム)、勝てばリーグ優勝が決まるというシチュエーションだったが、チームは延長11回に山川にサヨナラ2ランを浴びた。周東は左翼手として打球を追いかけており「去年、僕らの最終2戦目(10月1日)もそうですけど、本当にああいう場面で一発で決められる」と、相手チームとして感じていた脅威を語った。

 3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ではチームメートとしてプレー。「WBCでも1点がほしい場面で犠牲フライを打ってくれますし、信頼感はそこにあると思うので。より点は取れるんじゃないかなと思います」と、ホークス打線にも与えそうな影響を代弁した。来季からは選手会長となる。優勝という共通した目標に向かって、自分自身が先頭に立っていく。

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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