西武宮川とヤクルト元山がトレード 2019年ドラ1右腕「チャンスだと思っています」

西武・宮川哲(左)とヤクルト・元山飛優【写真:矢口亨、小林靖】
西武・宮川哲(左)とヤクルト・元山飛優【写真:矢口亨、小林靖】

両球団発表…実績ある右腕と若手内野手がトレード

 西武とヤクルトは21日、宮川哲投手と元山飛優内野手の交換トレードを発表した。宮川は2019年ドラフト1位で東芝から入団した右腕で、「チャンスだと思っていますし、それを生かすことができるのは自分だと思うので、やってやろうという気持ちです」と決意を語った。

 28歳の宮川は1年目の2020年に49試合に登板して13ホールドをマーク。昨季は45試合登板で防御率2.59を記録するなど、4年間で127試合に登板した。今季は先発に挑戦するも、4試合の登板で防御率7.16に終わっていた。

 宮川は「チームメートとの思い出が一番多く、普段は騒ぎながらも締めるところは締める、そんなブルペン陣が好きですし、寂しい気持ちです。ファンの皆さん、4年間でしたが良いときもそうでないときも、応援していただいてありがとうございました。新たな場所で活躍できるようがんばります」と、球団を通じてコメントした。

 元山は2020年ドラフト4位で東北福祉大から入団した。1年目の2021年は97試合に出場して打率.255、3本17打点も、徐々に出場数が減少、今季は22試合に出場して打率.179、0本塁打3打点だった。「このたび、埼玉西武ライオンズに移籍することが決まりました。スワローズでの3年間、多くの方々に支えていただき本当に感謝しています。そして、ファンの皆さまの応援がすごく心強かったです。今後は新天地で活躍している姿をお見せできるよう頑張っていきたいと思います」とコメントした。

(Full-Count編集部)

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