シーズン106敗なのに…大型補強の“異様な球団” 139億円投資も疑問の声噴出

ロイヤルズが獲得したウィル・スミス(左)とハンター・レンフロー【写真:Getty Images】
ロイヤルズが獲得したウィル・スミス(左)とハンター・レンフロー【写真:Getty Images】

ロイヤルズはパドレスからFAのルーゴ&ワカら積極補強を行っている

 今季、56勝106敗でア・リーグ中地区最下位に沈んだロイヤルズはオフに積極補強を行っている。すでに9700万ドル(約139億円)以上を費やしているが、疑問の声も多い。「残念ながら、それでもロイヤルズはロイヤルズだ」「カンザスシティさんまじどうしたの」とコメントが寄せられた。

 ロイヤルズは今オフ、ウィル・スミス投手(レンジャーズFA)を1年500万ドル(約7億1600万円)で獲得。さらに、ハンター・レンフロー外野手(レッズFA)を2年1300万ドル(約18億6000万円)、セス・ルーゴ投手(パドレスFA)を3年4500万ドル(約64億4300万円)、マイケル・ワカ投手(パドレスFA)を2年3200万ドル(約45億8000万円)の大型契約で迎え入れた。

 今季、シーズン序盤から最下位に沈み、最終的には、56勝106敗での借金50。勝率.346はアスレチックスの.309に続いて、30球団でワースト2位だった。弱小チームは主力を放出し、多くの有望株を獲得して数年後の勝利を目指し、“再建モード”に入ることも多いが、ロイヤルズは積極的に選手を獲得している。

 米スポーツ局「FOXスポーツ」の公式X(旧ツイッター)が紹介すると、「すごい補強だ」「ワールドシリーズに進出決定!」「ワオ、これで地区4位になれるかも」「彼らは(勝率)5割に届くかも!!」と様々なコメントが寄せられた。また、獲得したスミスは2021年はブレーブス、2022年はアストロズ、今年はレンジャーズで世界一になった“優勝請負人”。「ウィルスミスいるしワンチャン優勝ある」と期待する声も上がった。

(Full-Count編集部)

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