あと1週間で“越年”、2投手に迫る期限 FAの剛腕はどこに…去就未定の日本選手

DeNA・今永昇太、オリオールズ・藤浪晋太郎、日本ハム・上沢直之(左から)【写真:ロイター、荒川祐史】
DeNA・今永昇太、オリオールズ・藤浪晋太郎、日本ハム・上沢直之(左から)【写真:ロイター、荒川祐史】

ポスティング申請の今永&上沢の期限は1月12日午前7時

 パドレスは23日(日本時間24日)、楽天から海外フリーエージェント(FA)権を行使してメジャー移籍を目指していた松井裕樹投手と契約を結んだことを正式発表した。米メディアによると、5年総額2800万ドル(約39億8600万円)。これで現役メジャーやメジャー挑戦を目指すNPB選手で来季去就が未定なのは3選手となった。

 今オフは日本選手がメジャーのFA戦線をにぎわせている。大谷翔平投手が10年総額7億ドル(約997億円)でドジャースに移籍。ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していたオリックス・山本由伸投手は、やはりドジャースと12年総額3億2500万ドル(約463億円)で契約合意したと報じられている。

 未定の1人がオリオールズからFAとなった藤浪晋太郎投手。メジャー1年目はアスレチックスからシーズン途中にオリオールズに移籍し、計64登板で7勝8敗、防御率7.18だった。しかし、オリオールズ移籍後は30登板で防御率4.85と良化した。

 DeNAからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指すのは今永昇太投手。30歳左腕は今季最多奪三振のタイトルを獲得した。11月27日(同28日)にポスティングを申請しており、交渉期間は45日間で、米東部時間1月11日午後5時(同12日午前7時)が期限になっている。

 日本ハム・上沢直之投手もポスティングでメジャーを目指す。今永と同学年になる右腕は今季24登板で9勝9敗、防御率2.96をマークした。今永と同様に11月27日(同28日)にポスティング申請しており、期限も同様だ。ポスティング申請した2投手の期限はあと20日を切った。どんな結果になるだろうか。

(Full-Count編集部)

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