“ルースだらけ”の中に光る大谷翔平「.771」 刻み込まれた最強数値「クレイジーだ」

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷の6月の通算長打率はメジャー歴代トップ

 今季2度目となるMVPに輝いた大谷翔平投手は、6月に驚異的な成績を残した。27試合全てに先発出場し、104打数41安打で打率.394、15本塁打29打点、投手としては2勝2敗、防御率3.26、奪三振は37個の成績を記録。同月に残した驚異的な指標に、米メディアが着目した。

 6月は5試合目のカブス戦に始まり、5度の2試合連発、2度のマルチ本塁打とアーチを量産。月間15本は自身が2021年6月に記録した月間球団最多タイ記録、松井秀喜氏(ヤンキース)が記録した日本人最多を抜き、単独トップとなった。

 大谷は、過去のシーズンを見ても6月は好相性で、2021年には13本塁打を記録している。米国でスポーツデータを提供する「コーディファイ・ベースボール」は、大谷の同月の通算長打率が「.771」ということに注目。これは400打席以上立った打者の中で歴代トップの数値だ。

「3月・4月」「5月」「7月」「8月」「9月・10月」の5つの月間記録でトップに立つのはベーブ・ルースで、6月だけ大谷が1位となっている。ルースの凄さが分かる一方で、大谷の6月の長打率「.771」という数字は、ルースのどの月の長打率よりも高くなっている。

 ファンからは「(大谷は)クレイジーだ。彼はあの月最低でも1試合に1本以上打ったように感じた」「なんてことだ。アメージングだ」「ルースはGOAT」と、月間記録を席巻するルースと、大谷が叩き出した数値に驚きの声が上がっていた。

(Full-Count編集部)

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