大谷や由伸だけじゃない…次世代スター候補に米注目 21歳逸材は「大型契約掴むかも」

ドジャース・大谷翔平(左)と山本由伸【写真:ロイター、荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平(左)と山本由伸【写真:ロイター、荒川祐史】

オリ山下は190センチ、98キロ…「体格がMLBの先発投手に似ている」

 ドジャース入りした大谷翔平投手や山本由伸投手が巨額契約をつかむ中、次世代スターにも注目が集まっている。米メディア「CBSスポーツ」が「次にMLBで大型契約を掴むかもしれない日本の若手たち」を紹介。今季1軍デビューしたばかりのオリックスの21歳・山下舜平大投手の名前が挙がった。

 記事ではすでに注目を集めているロッテ・佐々木朗希投手の「後継者」として米国のファンにも近く馴染みのある名前になるはずだと激推し。「体格がMLBの先発投手に似ていることに驚くはず」と190センチ、98キロの恵まれた体を称えた。

 また腕の振りは「ルーカス・ジオリトやシェーン・ビーバーで人気になったショートアーム風」と説明。「バットの上を行く直球とバットの下を行くカーブという縦の変化を使うことにすでに長けている」「今季キャリアハイの95イニングを投げ、対戦した打者の26.4%から三振を奪った一方で四球を与えた割合は8%未満だった」と賛辞を惜しまなかった。

 2020年ドラフト1位で福岡大大濠高から入団した山下は、3年目の今季満を持してデビュー。終盤は腰痛による離脱があったが、16試合の登板で9勝3敗、防御率1.61という成績を残し、新人王を獲得した。山本が抜ける来季はさらにチームの柱となることが期待されているが、海の向こうからも熱視線を浴びることになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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