誤報の“被害者”…大谷翔平逃し癒えぬ傷 待望のFA補強も皮肉炸裂「後払いいくら?」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

ブルージェイズはキアマイアーと1年14億9600万円で再契約

 菊池雄星投手が所属するブルージェイズは、ケビン・キアマイアー外野手と1年1050万ドル(約14億9600万円)で再契約した。ドジャース入りした大谷翔平投手の獲得を目指していたこともあり、ようやくチームは今オフのFA補強1号。それでもファンは、大谷を逃した傷が癒えないようだ。

 MLB公式サイトや米放送局「FOXスポーツ」などが26日(日本時間27日)、再契約を報じた。33歳のキアマイアーはブルージェイズ加入1年目だった今季、129試合の出場で打率.265、8本塁打、36打点、OPS.741だった。レイズ時代には2014年から4年連続で2桁本塁打をマーク。守備はMLB屈指で、今季は4度目となるゴールドグラブ賞を受賞した。

 補強の知らせにも、ファンは「遅いよ」「オオタニは?」「キアマイヤーを獲得したけど、オオタニが必要だと思う人手を挙げて」「オオタニの方がよかった」「私たちはたった今6億9000万ドル(約983億円)を節約しましたよね?」「後払いはいくら?」「衝撃を与える補強はどこにいった?」「トロントへのフライトはいつ?」など皮肉の声もあった。

 大谷の契約を巡っては一時、ブルージェイズの本拠地があるトロント行きのチャーター機に乗ったという一報が流れるも、誤報だったことが分かるなど情報が錯綜。ファンとしては振り回される形となっただけに、逃した魚の大きさを実感しているようだった。

(Full-Count編集部)

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