幅広がる投手起用…実力者も正念場 DeNAが乗り出した積極補強で“煽り”受ける選手

DeNA・森唯斗(左)と石田健大【写真:町田利衣、荒川祐史】
DeNA・森唯斗(左)と石田健大【写真:町田利衣、荒川祐史】

2018年セーブ王の森唯斗は2023年は先発で6試合に登板した

 2023年も優勝を逃したDeNAは今オフ、積極的な投手補強に乗り出した。支配下では“戦力外組”から森唯斗投手(前ソフトバンク)、中川颯投手(前オリックス)を獲得。現役ドラフトで佐々木千隼投手(前ロッテ)、新外国人としてはメジャー通算146試合に登板しているローワン・ウィック投手と契約合意を発表し、アンドレ・ジャクソン投手も獲得する予定だ。これだけ動きがあれば、チームの勢力図が大きく変わる可能性がある。

 2018年のセーブ王・森唯だが、2023年は先発として6試合に登板した。新天地でもまずは先発として適正を見極める予定となっている。実績豊富で強力な1枚が加わり、2023年のローテーション投手たちも安泰ではない。

 最多勝と最高勝率の東克樹投手は“当確”といえるが、FA宣言して熟考の末に残留を決めた石田健大投手ですら、まずは先発ローテーションを勝ち取らなければならない。大貫晋一投手、浜口遥大投手、平良拳太郎投手ら“実績組”だけでなく、ブレーク候補生の若手たちや、即戦力として期待されるドラフト2位の松本凌人投手(名城大)らも限られた椅子を巡って争うことになる。

 佐々木、ジャクソンともに、先発と救援どちらの経験もあるため幅は広がる。一方で、リリーフ陣にとっても大きな刺激となるだろう。新戦力が躍動すれば、2023年は40登板で20セーブを挙げるも防御率4.37と安定感を欠いた山崎康晃投手や、国指定難病「黄色靭帯骨化症」から復活を遂げた三嶋一輝投手ら実力者にとっても正念場となるかもしれない。

(Full-Count編集部)

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