巨人戦力外右腕が引退決断 2019年ドラ2も1軍登板なし「叶いませんでした」

巨人を戦力外となった太田龍【写真:編集部】
巨人を戦力外となった太田龍【写真:編集部】

来季からは打撃投手に

 巨人を戦力外となっていた太田龍投手が29日、インスタグラムを更新し現役を引退することを報告した。「私ごとですが今年で小1から19年間続けてきた野球を現役引退することに決めました」。現役続行を希望していたものの、来季からは巨人で打撃投手を務める。

 24歳の太田は、2019年のドラフト2位でJR東日本から入団。190センチの長身を誇る本格派として期待されたが、2022年のオフに育成契約を結んだ。そのまま1軍で登板することが出来ず、10月5日に球団が来季の契約を結ばない旨を通告したと発表した。

 10月10日の投稿では「現役続行に向けて練習していきます」と綴り、自主トレを行う様子を投稿してきたが、引退を決断。「1軍で投げることも叶いませんでしたが、ここまで来れたことに自分に関わる全ての方に感謝してます。来年からはジャイアンツでバッティングピッチャーをさせていただくことになりました。次は選手を支えていけるように頑張ります」と報告した。

(Full-Count編集部)

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