西川龍馬の加入で組み替え自由 破壊力抜群の“最強打線”…オリ開幕スタメン最速予想

オリックス・西川龍馬(左)と森友哉【写真:荒川祐史】
オリックス・西川龍馬(左)と森友哉【写真:荒川祐史】

4連覇狙うオリックスが組む“最強打線”を考える

 パ・リーグトップのチーム打率.250、109本塁打を記録して3連覇を成し遂げたオリックスだが、補強の手綱を緩めなかった。今オフは広島から国内FA権を行使した西川龍馬を獲得。4連覇を狙うチームに打線の厚みが増した。2024年の開幕スタメンを、年明け“最速”で予想してみる。

 先頭打者には日本シリーズでも躍動した中川圭太を据える。2023年は135試合に出場して打率.269を記録した巧打者が、先陣を切る。12本塁打を放った長打力もあり、トップバッターから長打も期待できる。

 2番には新加入の西川を起用。初回から相手投手のリズムを整えないようにする狙いもある。プロ8年間の通算打率が.299の“安打製造機”の後ろを任せるのは森友哉。2022年オフにオリックスのユニホームを着る選択をした主砲は、2023年は110試合に出場して打率.294、18本塁打、64打点で3連覇に貢献した。

 上位打線にバットコントロールの優れた打者を並べた後ろには、2023年に打率.307で首位打者を獲得した頓宮裕真、成長著しい紅林弘太郎を据えた。2月に22歳を迎える紅林は2023年、打率.275を残して存在感を示した。

 6番には長打力が持ち味の“ラオウ”こと杉本裕太郎を置いた。中軸が塁に残った場面で1発が飛び出せば、一気に大量得点が期待できるだけに、2024年は「昇天連発」といきたいところだ。7番には勝負強さが光る宗佑磨、8番には思い切ったスイングが魅力の太田椋を並べた。

 恐怖の9番打者となるべく、若月健矢のバットにも注目が集まる。2022年に打率.281、2023年は.255と、課題だった打力も向上しつつある。日々、スタメンオーダーに変化のある中嶋オリックスに、2024年も注目が集まるばかりだ。

【予想スタメン】西川龍馬が加入で組み替え自由…4連覇狙うオリックスの開幕予想スタメン

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