大谷翔平に新同僚たちワクワク 勧誘、ポルシェ…合流前に“神対応”「素晴らしい人物」

ドジャースのジョー・ケリー、大谷翔平、タイラー・グラスノー(左から)【写真:小谷真弥、ロイター、Getty Images】
ドジャースのジョー・ケリー、大谷翔平、タイラー・グラスノー(左から)【写真:小谷真弥、ロイター、Getty Images】

大谷翔平とチームメートに…ドジャースナインはこぞって興奮の様子

 大谷翔平投手が10年7億ドル(約989億円)の歴史的な契約でドジャースに加入し、同僚となる選手たちも歓迎している。エンゼルスでは投打でトップクラスの活躍を見せ、ファンだけでなくメジャーリーガーたちも驚かせてきた。その選手の加入に、開幕が待ちきれないようだ。

 レイズからトレードで加入し、5年の契約延長を結んだタイラー・グラスノー投手は、移籍に際し大谷から「あなたのために本塁打を打ちたい」とビデオメッセージを贈られていた。「間違いなくそれは大きな要因の1つだった。おそらく歴代で最高の選手と一緒にプレーできる機会なんだ。対戦したので、彼は素晴らしい選手だと知っていた」と、共闘に期待した。

 また、「彼はフィールド内外で重荷を背負っている。メディア対応とかね。嫌な奴になる口実はいくらでもある。自分の考えをしっかり持っていて、冷静な人間だと色んな人から聞いている。感心するよ」と人間性についても称賛していた。

 背番号17を譲ったジョー・ケリー投手も「興奮したよ。彼は素晴らしい人物だ」と喜んだ。妻のアシュリーさんがSNSに“勧誘動画”をアップしたことについては「ビデオのことをうれしく思っていて、背番号(を譲ってくれたこと)についてありがとうと言っていたんだ」と振り返った。その後、大谷から新車のポルシェをプレゼントされている。

 ギャビン・ラックス内野手はポッドキャスト番組「Foul Territory」に出演し「握手したよ。通訳にも会ったんだ。彼はデカいよね」と苦笑い。「横に立つと自分が子どもみたいになっちゃうんだ。彼とプレーするのが楽しみだよ。ユニコーンだからね」と心境を明かした。

 マックス・マンシー内野手も同番組で、10年7億ドルのメガ契約に「なんてこった、これはすごい金額だ」と驚き「何をするか予想がつかない」などと称賛。「キャメルバックランチ(アリゾナ州グレンデールにあるチームの春季トレーニングの施設)を急いで改修しないといけないかもしれない。警備員を少し増やさないといけないと思うね」と、“フィーバー対策”も提言した。

 大谷は2024年はどんなパフォーマンスを見せるのか、ファンだけでなくチームメートも興味津々なのだ。

(Full-Count編集部)

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