甲子園沸かせた右腕、ロマン砲&最速157キロの19歳トリオ 西武に控える期待の“5人”

西武・古川雄大(左)と山田陽翔【写真:宮脇広久】
西武・古川雄大(左)と山田陽翔【写真:宮脇広久】

2023年は5位で定位置に“空席”多し…若手にとってはアピールチャンス

 2023年の西武は、開幕からまずまずのスタートを切ったものの、5月に入ると一気に失速。5月以降は1度もAクラスに食い込むことはなく5位に終わった。2019年以来の優勝を果たすには若手の台頭は必須で、2024年期待のプロスペクト「トップ5」を“独断”で選出した。

 5位は2022年ドラフト5位指名の山田陽翔投手とした。近江高(滋賀)のエースとして、同年夏の甲子園大会で4強に導くなど歴代5位タイの甲子園通算11勝を記録した。2023年は怪我の影響もあり、イースタン・リーグ3試合の登板にとどまったが、体重は5キロ以上増えるなど着実にパワーアップ。本格派として飛躍が待ち遠しい。

 4位はドラフト1位入団でのルーキーイヤーを過ごした蛭間拓哉外野手を挙げる。6月23日に1軍デビューを果たし、そのまま右翼に定着したがシーズン終盤に背中を痛めて登録抹消となった。1年目を「経験」と位置付け、「2年目からはその経験を生かしてどれだけできるかだと思う。とにかく失敗を恐れずに挑戦したい」と定位置獲りを狙う。

 3位には古川雄大外野手を推す。入団1年目の2023年は主に体作りに着手し、体重は10キロ増の97キロに。荒削り感はあるが、「アジア・ウインター・ベースボール・リーグ」で台湾に派遣されるなど、ファンも19歳のロマン砲に期待している。2位は3年目を迎える157キロ右腕の19歳、黒田将矢投手。1軍未経験も2023年は怪我を乗り越えて2軍で13試合に登板し3勝3敗、防御率3.93。「最低でも1軍で投げることが目標。数値的にも大台に乗せて結果を残したい」と160キロ計測も目指す。

 1位は2023年ドラフト1位の國學院大・武内夏暉投手だ。最速153キロの即戦力左腕として期待され、右投手が充実する西武の先発陣で存在感を発揮できれば、層はさらに厚くなる。同世代のロッテ・佐々木朗希投手、オリックス・宮城大弥投手には負けられない。

 現時点でポジションが確定している野手は外崎修汰、源田壮亮の二遊間コンビ。先発陣では高橋光成、今井達也、平良海馬以外は“白紙”の状態だ。注目の若獅子がチーム浮上のエネルギーとなる。

(Full-Count編集部)

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