投手・大谷翔平の“代役”はバウアー? エ軍GMはコメント拒否も…風向き変わるか

DeNAから自由契約となったトレバー・バウアー【写真:荒川祐史】
DeNAから自由契約となったトレバー・バウアー【写真:荒川祐史】

エンゼルス番記者がバウアー関連の質問も…ミナシアンGMは言及を避ける

 エンゼルスはDeNAから自由契約となっているトレバー・バウアー投手を獲得するのか。ザック・プリーサック投手を1年契約で獲得したことを受け、ペリー・ミナシアンGMが6日(日本時間7日)に報道陣の取材に対応。2020年サイ・ヤング賞右腕について問われたが、「コメントを拒否した」という。米メディア「ジ・アスレチック」のサム・ブラム記者が自身のX(旧ツイッター)で伝えた。

 バウアーは4日(同5日)に米FOXスポーツの番組に出演し、メジャー復帰を熱望。しかし、米球界の風当たりは強いままで、「代理人が複数球団と接触したが、契約やキャンプ招待の話はまだ決まっていない」とし、正式なオファーはないと明かしていた。

 エンゼルスは大谷翔平との再契約を目指していたが、ドジャースへ移籍。先発ローテーションはパトリック・サンドバル、タイラー・アンダーソンら左腕が並び、先発右腕は補強ポイントに合致するが……。

 これまでミナシアンGMはFA市場にいる選手についての言及を一貫して避けている。ブラム記者が「ミナシアンGMは個々のフリーエージェント選手について話さないという方針を理由に」と指摘したように想定できる対応と言えるが……。DeNAからメジャー移籍を目指す今永昇太投手の獲得候補球団にも挙げられる中、投手・大谷の“穴”をバウアーが埋めることはあるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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