1500億円動かしても…終わらぬド軍の補強 大谷翔平と共闘する“次の大物”は

Wソックスのディラン・シーズ(左)とマリナーズFAのテオスカー・ヘルナンデス【写真:ロイター、Getty Images】
Wソックスのディラン・シーズ(左)とマリナーズFAのテオスカー・ヘルナンデス【写真:ロイター、Getty Images】

大谷と山本の契約で約1500億円を動かしているドジャース

 大谷翔平投手と山本由伸投手を獲得したドジャースは、世界一に向けてまだまだ動き続けている。次に獲得するのは投手か、外野手か……。米国ではさまざまな報道が飛び交っている。

 昨年12月末には、米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組「High Heat」に出演したジョン・モロシ記者が、FAとなっているジョシュ・ヘイダー投手の名前を挙げ、「獲得に動くかもしれない」と指摘。通算165セーブを誇る左腕で、昨季は33セーブ、防御率1.28を記録していた。

 他にも投手では、2022年は14勝を挙げてサイ・ヤング賞投票で2位となったホワイトソックスのディラン・シーズ投手に興味を持っていると、「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が伝えている。

 野手では、テオスカー・ヘルナンデス外野手(マリナーズFA)、トミー・ファム外野手(ダイヤモンドバックスFA)という実績ある2選手の名前が挙がっている。現時点で左翼はクリス・テイラー外野手がいるが、昨季の左翼手のOPS.707はメジャー全体19位だった。テイラーは元々ユーティティプレーヤーであるため、計算できる外野手を据えたいところだ。

 名前の挙がった全選手を獲得することは考えにくいが、10年7億ドル(約1012億円)の大型契約を結んだ大谷が契約総額の97%を後払いにしたこともあって、金銭面には余裕も生まれた。最強軍団を結成し、2020年以来の世界一を狙う。

(Full-Count編集部)

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