わずか3年で一変した立場 宣言から2年で3人が引退、育成経験の実力者…20年FA組の今

元巨人・井納翔一、ロッテ・澤村拓一、元ロッテ・松永昂大(左から)【写真:荒川祐史】
元巨人・井納翔一、ロッテ・澤村拓一、元ロッテ・松永昂大(左から)【写真:荒川祐史】

2020年オフは7人がFA宣言…2022年限りで井納、熊代、松永が引退した

 今オフのフリーエージェント(FA)市場では、7人(国内5人、海外2人)が宣言。そのうち松井裕樹投手がパドレスへ移籍し、国内FA組では西川龍馬外野手はオリックス、山崎福也投手は日本ハム、山川穂高内野手はソフトバンクを選択した。一方、石田健大投手(DeNA)、平井克典投手(西武)、田村龍弘捕手(ロッテ)が残留した。大きな“決断”を下した選手たちはその後どんな活躍を見せるのか。ここでは3年前の“FA移籍組”の現在地を検証する。

 2020年オフは7人(国内6人、海外1人)が宣言した。その内、ロッテ・澤村拓一投手が海外FA権を行使してレッドソックスへ。2年間で104登板、6勝2敗13ホールド、防御率3.39をマークした。昨年ロッテに復帰し34登板で4勝3敗3セーブ14ホールド、防御率4.91と健在ぶりを示した。今季は背番号「11」を着ける。

 国内移籍したのは2選手。梶谷隆幸外野手、井納翔一投手はともにDeNAから巨人に移籍した。梶谷は2021年は61試合出場で腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けた。2022年は出場機会がなくオフに育成契約に。2023年は3月下旬に支配下復帰し、102試合出場で打率.275だった。今年が勝負の年になりそうだ。井納は2年間で計12登板に終わり、2022年オフに戦力外に。合同トライアウトに参加した後、現役引退を決断した。

 宣言残留は4人で、ヤクルト・小川泰弘投手は昨年3年ぶり2桁の10勝をマーク。西武・増田達至投手はこの3年間で58セーブも、昨年は19セーブで防御率5.45と精彩を欠いた。

 西武・熊代聖人外野手は2022年を最後に現役引退。現在は2軍外野守備走塁コーチを務める。ロッテ・松永昂大投手は登板がなかった2021年オフに育成に。2022年も登板機会がなく引退。現在は育成投手コーチ兼2軍投手コーチを務める。3年という月日で大きく変わった立場。このオフのFA組は、どんな成績を残すだろうか。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY