大谷翔平で加速…ド軍で「誰もがプレーしたくなる」 FA乱獲の批判を名投手が一蹴

ドジャースがオフに獲得したタイラー・グラスノー、山本由伸、大谷翔平、テオスカー・ヘルナンデス(左から)【写真:Getty Images、ロイター】
ドジャースがオフに獲得したタイラー・グラスノー、山本由伸、大谷翔平、テオスカー・ヘルナンデス(左から)【写真:Getty Images、ロイター】

2008年にフィリーズでWS制覇に貢献したリッジ氏が番組出演

 ドジャースは今オフ、大谷翔平投手と山本由伸投手の“両獲り”に成功するなど、積極的な補強を続けている。2008年にフィリーズでクローザーとしてワールドシリーズ制覇に貢献した名右腕ブラッド・リッジ氏が、これに対しての私見を述べた。

 リッジ氏はデジタルラジオ局Sirius XMのチャンネル「MLBネットワーク・ラジオ」に出演。「ドジャースが何年も連続でプレーオフに進出していることから、人々はあそこでプレーしたい気になる。オオタニもあそこでプレーしたい気になる。ああいう契約を構築して、あの男を獲得したら、他の誰もがあそこでプレーしたくなる。勝ってきた歴史があって、その上大物を獲得した」と“批判”を一蹴した。

 さらに「この10年で思うほど優勝していないことについて、なんとでも言えばいい。だが、コンスタントに何年も連続で勝ってきたことで、オオタニにあのチームに行きたいと言わせた。それが実現して、あの契約の仕組みを見て、みんなが後に続いた。ドジャースは勝つということについて驚くほど素晴らしい仕事をしてきた。デーブ・ロバーツ(監督)と、フロント陣全員のおかげ。不満は聞こえている。金銭面で少し(不公平)ね。だが、ドジャースがこの10年間常勝街道をひた走ってきたことで帝国を築いたことについて、きちんと評価すべきだ」と強調した。

(Full-Count編集部)

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