29歳右腕に迫る期限、代理人の影響も… 今永合意で残り2人に、MLB日本選手の去就

オリオールズFAの藤浪晋太郎(左)と日本ハム・上沢直之【写真:ロイター、荒川祐史】
オリオールズFAの藤浪晋太郎(左)と日本ハム・上沢直之【写真:ロイター、荒川祐史】

今永がカブスと契約大筋合意で残りは上沢&藤浪のみに

 DeNAからポスティングシステムによるメジャー移籍を目指していた今永昇太投手が、9日(日本時間10日)にカブスとの契約に大筋合意したと米メディアが報じた。これでメジャーの日本人選手で去就が未定なのは残り2人となった。

 日本ハム・上沢直之投手も今永と同じくポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた。期限も同じ米東部時間1月11日午後5時(同12日午前7時)。残り2日を切っている。29歳の右腕は昨季、24登板で9勝9敗、防御率2.96。これまでにオリオールズ、パイレーツ、レイズなどが報じられていた。

 もう一人、オリオールズからFAとなった藤浪晋太郎投手も未だ決まっていない。メジャー1年目の昨季は、アスレチックスからシーズン途中にオリオールズに移籍。計64登板で7勝8敗、防御率7.18だった。藤浪の代理人スコット・ボラス氏はその手腕で時間をかけて高額契約を勝ち取ることも多く、今年のFA市場でも先発投手陣が相次いで決まる中、ブレイク・スネル投手らもまだ決まっていない。

(Full-Count編集部)

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