今永がカブスと合意報道 DeNAは“穴埋め”で157キロ左腕獲得…10日の去就

今永昇太(左)とアンソニー・ケイ【写真:荒川祐史、Getty Images】
今永昇太(左)とアンソニー・ケイ【写真:荒川祐史、Getty Images】

DeNAは左腕アンソニー・ケイを獲得

 DeNAからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた今永昇太投手が9日(日本時間10日)、カブスとの契約に合意したと米メディアが一斉に報じた。「MLBネットワーク」のジョン・モロシ記者によると、年平均額1500万ドル(約21億6600万)ほどの複数年契約になるという。

 30歳の今永の交渉期限は米東部時間1月11日午後5時(同12日午前7時)で残り2日となっていたが、ようやく決着。入団となれば鈴木誠也外野手とチームメートとなる。

 今永がカブスに合意したとの一報が出た1時間後、DeNAは新外国人アンソニー・ケイ投手の獲得を発表。最速97.7マイル(約157.2キロ)を誇る28歳の左腕で、昨季はアスレチックス傘下3Aでプレーしていた。

 昨季は3Aで32試合に登板し、5勝1敗、防御率3.76。投球回40回2/3を大幅に上回る58奪三振をマーク。チームはトレバー・バウアー投手の去就が不透明で、エドウィン・エスコバー投手は退団。投手陣の整備が不可欠だった。

(Full-Count編集部)

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