初先発で偉業達成も…3年で立場激変 メジャーになかった居場所、30歳で“正念場”

Dバックス在籍時にノーヒットノーランを達成したタイラー・ギルバート(右)【写真:Getty Images】
Dバックス在籍時にノーヒットノーランを達成したタイラー・ギルバート(右)【写真:Getty Images】

2021年に初先発でノーノー…ギルバートがレッズとマイナー契約

 3年前にメジャー初先発でノーヒットノーランを達成した30歳左腕タイラー・ギルバート投手が、レッズとマイナー契約を結んだ。MLB公式サイトなど、米メディアが17日(日本時間18日)に伝えた。スプリングトレーニングに招待参加する。30歳左腕は華々しいデビューを飾るも、昨年は11登板で0勝2敗、防御率5.19に終わるなど、この2年は精彩を欠いた。

 ギルバートは2021年8月にダイヤモンドバックスでメジャーデビュー。4度目登板となった8月14日のパドレス戦で初先発し、102球を投げて3四球5奪三振でノーヒットノーランを達成した。この年は9登板(6先発)で2勝2敗、防御率3.15。さらなる飛躍が期待されたが、この2年間は白星に見放され、計19登板で0勝5敗だった。このオフにFAになっていた。

 MLB公式はギルバートについて、「MLB初先発でノーヒットノーランを達成した史上わずか4人目の選手となり歴史を作った。レッズの左腕リリーフの層を厚くする存在になる」などと伝えた。“一発屋”が新天地でもう一花咲かせられるか、注目される。

(Full-Count編集部)

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