大谷翔平は「実質的に投資家」 米分析サイトが評価…1037億円契約がもたらす影響力

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷はド軍が「大きく発展することを願い、運営を支持している」

 このオフに大補強を敢行したドジャース。その額は12億ドル(約1778億円)超とも言われている。北米スポーツ最高額の10年7億ドル(約1037億円)のメガ契約を結んだ大谷翔平投手について、米野球分析専門サイト「ベースボール・プロスペクタス」は「実質的に投資家としての役割を果たしている」と伝えている。

 ドジャースはこのオフ、選手獲得へ膨大な資金を費やしている。トレードで獲得したタイラー・グラスノー投手と1億3656万ドル(約202億円)で契約延長し、山本由伸投手と12年3億2500万ドル(約481億円)で契約を結んだ。

 さらに1年2350万ドル(約34億8100万円)でテオスカー・ヘルナンデス外野手と契約。新たなメジャー契約だけで12億ドル(約1778億円)を費やしたと、記事は解説する。アンドリュー・フリードマン編成部長と、補強を承認するマーク・ウォルターオーナーによるお金の使いぶりは、どう見ても膨大と言うのが一般的な見解だろうとも述べている。

 注目しているのは、大谷が契約の約97%にあたる6億8000万ドル(約1007億円)を“後払い”の形態にしたこと。フリードマン氏とウォルター氏に「お金を委託することで、オオタニは実質的に注目を集める投資家としての役割を果たしている。彼はチームが大きく発展することを願い、在籍することで(2人の)運営を支持しているのだ」と主張している。

 記事は更に「オオタニ自身の報酬は既に決まっている。彼の投資は勝利、もしかしたら(チャンピオン)リングという形で支払われる」とも。“勝利”への投資はドジャース入団1年目で現実のものとなるか。

(Full-Count編集部)

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