エ軍363億円男に「期待することも愚か」 大谷退団でDH空席も…番記者の厳しい見方

エンゼルスのアンソニー・レンドン【写真:Getty Images】
エンゼルスのアンソニー・レンドン【写真:Getty Images】

レンドンはエンゼルス入団後の4年間で計200試合出場止まり

 エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手は今季中に復活できるのか。米メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番、サム・ブラム記者は、読者からの質問に回答する記事を投稿。ナショナルズ時代の2019年にナ・リーグ打点王に輝いた強打者に、懐疑的な見方をしている。

 レンドンは2019年オフに7年総額2億4500万ドル(約363億円)でエンゼルス入り。しかし、相次ぐ故障に悩まされ、昨季は43試合出場止まり。4年間で計200試合、打率.249、22本塁打に終わっている。「2024年にレンドンが130試合以上しっかりとプレーする確率はどれくらいだろうか? 健康な状態で重要なDHをプレーできることを願っています」とのファンからの問いかけに、ブラム記者は思いを吐露した。

「レンドンが130試合プレーすることは想像しがたい。私が間違っている可能性もあるが、過去の実績を考慮する必要がある。実際には(レンドンは)長らくフィールドに留まっていない」
 
 今オフに大谷翔平投手がFAでドジャースへ移籍し、DHスポットが空席に。ブラム記者は「オオタニが去ったことの唯一の小さな希望は(打線に)柔軟性が増したことだ」と指摘しつつも、レンドンが復活に繋がるとは思っていないようだ。

「彼は怪我しやすい傾向がある。エンゼルスが彼がフィールドにいるときに生産的であることを期待することも、愚かだろう。レンドンは昨シーズン、大きなパワーの低下と重大な守備の問題を抱え、OPSは.678だった」

 エンゼルス番記者の予想をひっくり返すことができるのか。シーズン開幕戦は3月28日(日本時間29日)の敵地・オリオールズ戦となっている。

(Full-Count編集部)

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