巨人の通算178発男に“別人騒動”? 家族も認識不能となるトレードマークの行方

巨人が獲得したルーグネッド・オドーア【写真:Getty Images】
巨人が獲得したルーグネッド・オドーア【写真:Getty Images】

新外国人オドーアは顔の下半分を覆うヒゲがトレードマーク

 巨人は22日、新外国人としてルーグネッド・オドーア外野手の獲得を正式発表した。背番号は「23」に決定。球団を通じて、「読売ジャイアンツの一員になることができてとても興奮しています。素晴らしい機会を与えていただいて光栄に思います。新しいチームメートと優勝目指してプレーすることを今から楽しみにしています」とコメントした。

 通算178本塁打を誇る超大物助っ人。2017年に二塁手として全162試合出場したが、巨人では外野手登録に。熾烈な外野手争いが展開されることとなりそうだが、注目されるのが顔を覆うように伸ばしているヒゲだ。

 20代前半だったレンジャーズ時代から口ヒゲ、あごヒゲを蓄え、顔の下半分を覆うボリューム満点のヒゲはオドーアのトレードマークだ。ただヒゲや長髪が禁止されているヤンキース時代は違った。チーム方針に従って、きれいさっぱり剃り上げたが、全くの“別人”に。当時、MLB公式サイトは「ヒゲのないオドーアはほぼ認識不可能」と報道。家族も認識不能だったようで、オドーア本人も「娘が自分を見ようとすらしないんだ」と話していたという。

 巨人も「ヒゲNG」で長髪、茶髪もご法度となっている。アダム・ウォーカー外野手は長く伸びたドレッドヘアだったが、オドーアのように顔を覆うほどのヒゲを誇ったメジャー通算46勝右腕マット・シューメーカーは剃り上げてプレーしていた。村田修一内野手は2011年オフのFA移籍時に剃り上げ、2010年の巨人ドラフト1位の澤村拓一投手はロッテ移籍後にヒゲ&長髪となった。

ヤンキース時代のルーグネッド・オドーア【写真:Getty Images】
ヤンキース時代のルーグネッド・オドーア【写真:Getty Images】

 オドーアはメジャーでシーズン30発以上を記録したのは、レンジャーズ時代の2016、2017、2019年。いずれも“ヒゲのオドーア”だった。トレードマークのヒゲをバッサリ剃っての来日となるのか。まずはオドーアの“顔”に注目だ。

【実際の写真】わ、わからない…ヒゲを綺麗さっぱり剃り上げたヤンキース時代のオドーア

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