“イチロー超え”は時間の問題か…大谷翔平が積み重ねた「34.6」 迫る日本人1位の座

ドジャース・大谷翔平(左)とマリナーズ時代のイチロー氏【写真:ロイター、Getty Images】
ドジャース・大谷翔平(左)とマリナーズ時代のイチロー氏【写真:ロイター、Getty Images】

大谷のWARは日本選手2位の34.67、トップはイチロー氏の59.99

 打撃や走塁、守備、投球を総合的に評価して貢献度を表すセイバーメトリクスの指標「WAR(Wins Above Replacement)」は選手の価値を測る上でよく使用される。ドジャースの大谷翔平投手はここまで34.67。日本選手で2位につけている。

 米ベースボール・レファレンスの算出によると、日本選手で1位はイチロー氏の59.99。19年かけて蓄積された数字だ。年間で最高値はメジャー記録の262安打を放った2004年で、9.2だった。

 一方、大谷は2位で34.67。最初のMVPを受賞した2021年からWARは8.9、9.6と推移して、昨年はついに10.0に到達。メジャー6年間で驚異的な数値を記録している。2021年と昨年はメジャートップの数値だ。

 イチロー氏との差は25.32ある。しかし、2025年に投手復帰も予定されており、既に視界に捉えているといっていいだろう。ちなみに打者のWARは19.6で、投手は15.1となっている。

 3位から5位はダルビッシュ有投手(パドレス)の30.96、松井秀喜氏の21.23、野茂英雄氏の20.94。多くのレジェンドを短期間で超えてきた大谷。ドジャースとは10年契約を結んでいる。ユニホームを脱ぐ時にはどんな数字になっているだろうか。

(Full-Count編集部)

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