“人類最速左腕”の去就決定で藤浪晋太郎どうなる? 動き出した救援市場…最後の日本人

オリオールズからFAとなった藤浪晋太郎【写真:ロイター】
オリオールズからFAとなった藤浪晋太郎【写真:ロイター】

チャップマンがパイレーツと1年約15億5400万円で契約合意

 アロルディス・チャップマン投手がパイレーツと1年1050万ドル(約15億5400万円)で契約合意に達したと、複数のメディアが伝えた。メジャー史上最速105.8マイル(約170.3キロ)を誇る“人類最速左腕”の去就決定で、救援市場に残る藤浪晋太郎投手の行方も注目される。

 今オフのFA市場では、大谷翔平投手がドジャースと10年7億ドル(約1036億円)を結ぶなど大きな動きがあった。一方で救援市場の動きは遅く、19日(日本時間20日)にはパドレスからFAとなっていたジョシュ・ヘイダー投手のアストロズ入りが報じられていた。

 チャップマンがパイレーツと契約したことで、2023年の平均球速が98.4マイル(約158.4キロ)だった藤浪は、残るFA投手の中で昨季の“最速投手”となる。

 日本選手のFA市場では大谷、山本由伸投手のドジャース入りに加えて、年明けには今永昇太投手がカブスへ、上沢直之投手がレイズとマイナー契約を結び、残りは藤浪のみとなっている。メジャー1年目の昨季、アスレチックス、オリオールズで計64試合に登板し7勝8敗、防御率7.18だった剛腕の新天地はどこになるのだろうか。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY