“最強”ボンズ氏が驚愕したイチロー氏の実力 殿堂入り当確、魅了した真の打撃技術

マーリンズ在籍時のイチロー(氏)とバリー・ボンズ氏【写真:Getty Images】
マーリンズ在籍時のイチロー(氏)とバリー・ボンズ氏【写真:Getty Images】

イチロー氏は2025年にCC・サバシア氏らとともに資格を得る

 イチロー氏(マリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクター)は、2025年に米野球殿堂入りの資格を得る。その投票は早くも注目を集めており、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」では、ピーター・ギャモンズ記者、ジェイソン・スターク記者、ケン・ローゼンタール記者が殿堂投票について語った。

 3人は、2024年度の野球殿堂入り候補者発表を控えて展望を語ったが、2025年度も「魅力的な野球殿堂入りの投票となる」という。イチローだけでなく、CC・サバシア、フェリックス・へルナンデス、ダスティン・ペドロイアが新たに加わり「この4人のうち何人がいずれ殿堂入りするだろうか?」。

 この問いにギャモンズ記者は、歴代最多762本塁打のバリー・ボンズが語っていたエピソードを披露。「2016年春、マーリンズには、監督としてドン・マッティングリーが、打撃コーチとしてバリー・ボンズが、外野手として43歳のイチローが在籍していた。フロリダ州ジュピターの打撃ケージの周辺は、毎朝とても魅力的だった。特にボンズとイチローの親密さは我々を魅了した。ある朝、ボンズは『彼のような打者は見たことがない。アメージングだ。前方に倒れながらでも、左中間の隙間に打球を打てるようだ』と言った」と激賞していたことを明かした。

(Full-Count編集部)

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