新庄監督「エスコンに稼がせてもらった」 背水の3年目…積極補強で示した“覚悟”

日本ハム・新庄剛志監督【写真:荒川祐史】
日本ハム・新庄剛志監督【写真:荒川祐史】

オフに新たに1年契約「結果を出さないといけない」

 2年連続でパ・リーグ最下位に沈んでいる日本ハムの新庄剛志監督が背水の覚悟を示した。「パーソル パ・リーグTV」の特別番組「パ・リーグ FANS MEETUP」の監督編に出演。パ6球団の指揮官による座談会で決意を語った。

 球団はこのオフ、ドミニカ共和国出身でメジャー通算108本塁打を誇るスラッガーのフランミル・レイエス外野手をはじめ、パトリック・マーフィー投手、アニュラス・ザバラ投手、アンドリュー・スティーブンソン外野手を獲得し、積極的な補強を進めた。

「珍しく球団が助っ人をたくさん獲ってくれたんだよね。エスコンに結構、稼がせてもらったので。それで獲れました」

 新庄監督は今季から開場した新球場「エスコンフィールド北海道」での収益に“感謝”。過去2年はチームとして「とにかく土台を作るために1軍の試合を経験させて、自信をつけさせる年だったから、へこむというより、お願い、成長してくれ、自信をつけてくれという2年間。今年は3年目で結果を出さないといけない」と強い口調だった。

「ファンと同じような気持ちで楽しみなチームに生まれ変わった」と今季の浮上を予言。昨季は“封印”していた本塁打を打った選手とのハイタッチも「今年は素のままで(自分を)出していこうかな」と解禁することも語った。

(Full-Count編集部)

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