26HRで“球界の顔”選出「予想してなかった」 本命外れ広がる落胆「ゲームは買わない」

ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.【写真:Getty Images】
ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.【写真:Getty Images】

表紙に選ばれたゲレーロJr.は昨季、打率.264、26本塁打、OPS.788と不調

 メジャーリーグの人気ゲーム「MLB The SHOW」の2024年版の表紙が決定した。2022年版には前年にア・リーグMVPに輝いた当時エンゼルスの大谷翔平投手が選ばれたように、“球界の顔”が務めるのが常。今年はナ・リーグMVPに輝いたロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)が濃厚と見られていたが、意外な選出となった。

 今年度の表紙に選ばれたのは、ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手。2021年には打率.311、48本塁打、111打点、OPS1.002の圧倒的な数字で、大谷らとの本塁打王争いを制すなど、実績を考えると相応しいと言える。しかし、昨季は156試合で打率.264、26本塁打、OPS.788と本調子ではなかった。

 一方、ブレーブスのアクーニャJr.は昨季、159試合に出場して打率.337、41本塁打、106打点、73盗塁、OPS1.012。メジャー史上初となる40本塁打&70盗塁を達成するなど地区優勝に貢献し、MVPに輝いた。同ゲームの表紙の経験はなく、ア・リーグMVPの大谷は一度務めていることから、本命と見られていた。

 予想外の選出に驚きが広がり、アクーニャJr.のファンからは落胆の声も上がっている。MLB公式X(旧ツイッター)には、「これは予想してなかったね「なんて冗談だ」「彼(ゲレーロJr.)のことは大好きだし、素晴らしい選手だが、表紙として使わるべきではなかった」「もっといい選択肢がたくさんあっただろ(涙)」「このゲームは買わないよ」とのコメントが寄せられている。

(Full-Count編集部)

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