「怪物4人」に阻まれた大谷翔平 格付けされた“球界の顔”…異次元すぎる「11.9」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

人気ゲーム「MLB The SHOW」の表紙を務めた選手をWARの順に並べている

 メジャーリーグの人気ゲーム「MLB The SHOW」の2024年版の表紙が、ブラディミール・ゲレーロJr.内野手に決定した。2022年版には前年にア・リーグMVPに輝いた当時エンゼルスの大谷翔平投手が選ばれたように、“球界の顔”が務めるのが常。歴代の表紙を見ると、大谷を上回る選手が複数いることがわかる。

 米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」の野球アカウント「B/Rウォークオフ」は、公式X(旧ツイッター)で米データサイト「ブルックスゲート」のデータを引用。歴代の表紙を務めた選手の総合的な貢献度「WAR」で、リリース時点での単年での最高とキャリア通算の2種類を紹介している。

 大谷の単年での最高は9.0で5位。これを上回っているのは2003年に表紙を務めたバリー・ボンズ、1999年のカル・リプケンJr.、2017年のケン・グリフィーJr.、2019年のブライス・ハーパーの4人だ。特にボンズの11.9、リプケンJr.の11.5は突き抜けた数字。昨季の大谷でも10.1と、遥かに上を行っている。

 また、リリース時点でのキャリア通算で見てもボンズの123.3が断トツ。リプケンJr.が90.6、グリフィーJr.が83.8と続いている。メジャー通算4年で選出された大谷は、15.1と21位と下から数えたほうが早い。しかし見方を変えると、わずか4年の実績でも選ばれたのは、大谷の凄さを裏付けていると言える。

(Full-Count編集部)

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