山本由伸、衝撃のブルペン21球「えげつない」 同僚が絶賛、専属通訳に園田氏が就任

フリードマン編成本部長らが見守る中ブルペン入りしたドジャース・山本由伸(右)【写真:荒川祐史】
フリードマン編成本部長らが見守る中ブルペン入りしたドジャース・山本由伸(右)【写真:荒川祐史】

キャンプ初日からブルペン入り、チームメートを驚かせた

 ドジャースの山本由伸投手は9日(日本時間10日)、米アリゾナ州グレンデールでメジャー1年目のキャンプインを迎えた。初日からブルペン入りして21球。打席に立ったチームメートに衝撃を与えた。

 注目の初ブルペン。編成トップのアンドリュー・フリードマン編成本部長や剛腕ウォーカー・ビューラー投手、大谷翔平投手の水原一平通訳ら多くの関係者が見守った。WBCメキシコ代表のオースティン・バーンズ捕手を相手に21球。左打席に立ったのは若手のギャビン・ラックス内野手だ。昨季は全休したものの、今季は正遊撃手と期待されている。「えげつない。本当にえげつない、感心しているよ」と声を弾ませた。

「4つのどの球種でもストライクを奪えるし、スライドするモーションも(打者に)とってはタイミングが打ちづらい。大きな成功を収めるだろう」

 オリックスからポスティングシステムを利用し、昨年12月にドジャースと12年総額3億2500万ドル(約485億円)の大型契約を結んだ。また、この日から専属通訳が帯同。46歳の園田芳大(そのだ・よしひろ)さんで、この日のブルペン後に首脳陣らとコミュニケーションをとった。水原通訳は大谷専属となる。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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