ド軍入りで大谷翔平に変化? エ軍時代は「非現実的」…米メディアが期待した“声”の増加

囲み取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
囲み取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

すでにドジャース加入後、3回報道陣に対応している大谷

 ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、米アリゾナ州グレンデールでメジャー7年目のキャンプインを迎えた。練習前には報道陣約70人の前で取材に応じた。移籍後に報道陣の質問に答えるのは早くも3度目、米メディアはエンゼルス時代との変化に注目している。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者は、「ショウヘイ・オオタニの独特なメディア状況」との見出しで特集。大谷はドジャース加入後、昨年12月14日(同15日)の入団会見、2月3日(同4日)に行われたファンフェスタ、そしてキャンプ初日と、すでに報道への対応は3回行われている。

 エンゼルスでのシーズン中は、登板後か打者として大活躍した日にしか試合後の囲み取材は行われてこなかった。大谷は今季は打者に専念するため、同記者は試合後の取材対応が増えるのではないかと予想。「二刀流選手として試合前にハードな準備や負担を考慮すれば、オオタニがエンゼルス時代に毎日のようにメディア対応を期待することは非現実的だった。肘のリハビリがあるので違った意味で忙しいかもしれないが、今シーズンはドジャースの指名打者だ」と指摘した。

 大谷クラスの選手が取材に応じないとなると、メディアは当然他の選手に大谷への質問をぶつけることになる。同記者は「選手が取材を拒否すると、チームメートが代わりに答えないといけなくなる。時にはそれが原因で雰囲気に影響を及ぼすこともある」とも説明している。この日取材に応じたデーブ・ロバーツ監督も「私はバリー・ボンズと一緒にプレーしたことがある。彼が本塁打記録を追いかけていたとき、私は(メディアからの)質問に多く答えたチームメートだった」と話していた。

(Full-Count編集部)

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