大谷翔平は「まだ手術から数か月しか…」 万全の天才と同じ“衝撃5連発”に同僚仰天

フリー打撃を行ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
フリー打撃を行ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

打撃練習を見たロハス「手術からまだ数か月しか経っていない」

 ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、キャンプで2度目となるフリー打撃を行った。見学したミゲル・ロハス内野手は「タフな手術を行ってから、まだ数か月しか経っていないことを忘れてはいけない」と、右肘のリハビリ中にもかかわらず快音を響かせる大谷に、ただただ驚くばかりだった。

 この日は全体キャンプ初日で、野手陣も集合。キャンプで初めてユニホーム姿を披露した大谷は、2日ぶりに屋外で打撃練習を行い、29スイングで10本の柵越えを記録。推定140メートルの豪快な一発もあった。

 34歳のロハスも、間近で見た大谷のバットに驚愕。「彼とチームメートと言えるのは嬉しいよ。一緒にプレーできることを当然と思わずに楽しみたい。1年の終わりに一緒に祝えることを祈っている」と称賛した。

 大谷は、昨年9月に受けた右肘の手術のリハビリを現在も行っており、右肘には大きなサポーターを着用していた。それでも、他の選手を超える大飛球を連発している。ロハスは、「問題なくスイングができていた。つい最近までベネズエラでロナルド・アクーニャJr.と一緒にプレーしたけど(打球)音や(打球の)軌道はまったく同じだ」と、完全な状態ではないながらも、昨季ナ・リーグMVPのロナルド・アクーニャJr.外野手と同じような打球を打っていると説明した。

 まだ実戦すら始まっていないが、シーズン開幕が待ちきれない。「あの男(大谷)が完璧に健康になったときを想像してほしい。初めて(生で)彼の打撃練習を見たけど、既に感心をしているよ」と感想を述べた。

(Full-Count編集部)

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