山本由伸は「エース格を張る」 MVPコンビを圧倒…ド軍指揮官が明かした3つの理由

初のライブBPに登板したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
初のライブBPに登板したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

制球、変化球、探求心…ド軍指揮官「大きな確信を持っている」

 ドジャースの山本由伸投手は17日(日本時間18日)、米アリゾナ州グレンデールの球団施設でキャンプで初めてライブBPに登板した。ムーキー・ベッツ外野手らを圧倒した28球に、デーブ・ロバーツ監督も降板後に抱擁。「エース格になれる投手だと、大きな確信を持っている」と絶賛した。

 この日、山本は最速155キロをマークするなど、打者6人に対し28球を投じた。安打性の当たりは1本。ベッツから空振りを奪う場面もあった。本人も「85点。思ったより良かったです」と納得の表情だった。

 ロバーツ監督は降板後に20秒ほど山本を抱擁。その後、取材に応じ、3つのポイントを称賛した。「速球は四隅に投げることができる」と最初に制球力を挙げた。その後、「彼は速球、カーブ、スライダー、チェンジアップ、スプリットの球種を持っているけど、ストライクを奪うことができる」と変化球を絶賛した。

 そして、技術だけでなく「彼はとても賢く、探求心がある」と行動も絶賛。「MLBの打者に対してどう攻めるべきか、準備をするだろう」と確信し、「彼がエース格を張ると思う、3つの理由だ」と説明した。

 チームメートと仲良く談笑する場面も見られ、「練習をしていないときは笑顔を見せている。慣れ始めているということは、重要なことだ」とロバーツ監督も安心していた。一方で、「彼はいい笑いを見せますか?」という報道陣の問いには「いい笑いを見せるけど、ショウヘイの方がいい笑いをもっていると思う。私はショウヘイの笑いが好きだ」と“珍返答”で大谷翔平投手の笑顔を絶賛していた。

(Full-Count編集部)

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