燕・奥川が「いい顔してた」 2回ゼロ封で復活へ…ファン感涙「本当にうれしい」

中日との練習試合に先発したヤクルト・奥川恭伸【写真:町田利衣】
中日との練習試合に先発したヤクルト・奥川恭伸【写真:町田利衣】

星稜の後輩内山とバッテリー…「奥川くん」がトレンド入り

 ヤクルトの奥川恭伸投手が18日、沖縄・浦添で行われた中日との練習試合に先発登板し、2回無失点の好投を見せた。昨季は1軍登板ゼロ。復活の兆しを見せる22歳に「ムネアツすぎるよ流石に」「泣けた」「やっぱりエースになれる人だと思うわ」と感激するファンの声が寄せられていた。

 石川・星稜高出身で、2019年ドラフトでは3球団が競合した末ヤクルトに入団。2年目の2021年に9勝をマーク、クライマックスシリーズでMVPに輝くなど順調なスタートを切った。しかし、右肘の怪我もあり、1軍登板は2022年3月29日の巨人戦が最後となっている。

 5年目の今季はキャンプ1軍スタートとなった。紅白戦では星稜高の後輩、内山壮真捕手とバッテリーを組んだ。2回には2死から連打で一、二塁のピンチを作ったが、最後はロドリゲスを宝刀スライダーで三ゴロに仕留めた。

 2回を投げ、2安打無失点1奪三振。最速149キロをマークした。SNSでは「奥川くん」がトレンド入り。「楽しそうに投げていて、本当にうれしい」「いい顔してたね」「涙出てくる」とファンも喜んでいた。

(Full-Count編集部)

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