西武に現われた“秋山幸二2世”　19歳逸材にファン衝撃「素晴らしいアピール」

西武の2年目・古川が17日の練習試合2安打4打点の活躍

　西武の2年目、古川雄大外野手がB班メンバーとして参加している春季キャンプ（春野）で躍動。将来性高い19歳にファンからも「シーズンが楽しみ」といった期待の声が上がっている。

　古川は17日に行われた四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスとの練習試合に出場し、8回2死満塁で走者一掃の右越え三塁打を放ちガッツポーズ。4回にも1死一、三塁から適時打を放っており、この日は2安打4打点の活躍だった。

　西武の球団公式YouTubeで「このような結果を残せて本当に良かったです」「タイミングを合わせるのが僕は苦手で、いろんなタイプのあるピッチャーに対して自分の“間”を見つけて打ちにいくっていうのを課題にしていて、それが今日噛み合って良かったかなと思います」と込み上げる笑顔を抑えきれない様子で嬉しそうに語った。

　佐伯鶴城高（大分）で通算21本塁打を放ち、2022年ドラフト2位で入団。昨年は体作りが中心で、2軍で1試合出場に終わったが、昨年オフには熊代聖人2軍外野守備走塁コーチが「走攻守全てにおいてポテンシャルが高い。バネがあって、足が速く、地肩が強い。タイプで言えば、（西武OBで元ソフトバンク監督の）秋山幸二さん」と表現していた逸材だ。

　昨年オフには台湾で行われたアジアウインターベースボールリーグに参加。「パワーは通用しそうかなと」手応えを口にした。ブレークが待たれる未完の大器に「素晴らしい猛アピール」「目指せ1軍」「大分から応援しています」といった応援コメントが相次いでいた。