大谷翔平が”移籍1号” 実戦打撃再開でバックスクリーン右へ弾丸アーチ…ファン喝采
右腕ファイアライゼンからバックスクリーン右へ
ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、米アリゾナ州グレンデールの球団施設で実戦形式の打撃練習「ライブBP」を行い、移籍後初本塁打を放った。自打球を右膝付近に当てて悶絶する場面もあったが、一振りで払拭。3月20日に韓国で行われるパドレスとの開幕戦へ好スタートを切った。
弾丸アーチはラストスイングで飛び出した。3人目の右腕ファイアライゼンの6球目、スライダーを強振。バックスクリーン右へ打ち込んだ。投手の球を打つのは昨年9月3日(同4日)の敵地・アスレチックス戦以来169日ぶり。ファンは拍手喝采だった。
ヒヤリとさせる場面もあった。2人目として対戦した右腕トライネンの初球をフルスイングした際に、自打球が右膝付近に直撃。天を見上げて悶絶する場面があった。その直後に豪快弾。周囲の不安を吹き飛ばした。
チームのオープン戦は22日(同23日)の敵地・パドレス戦から。大谷のオープン戦出場について、デーブ・ロバーツ監督は25日(同26日)の本拠地・アスレチックス戦以降となる見通しを示している。右肘手術からの復活へ弾みをつける一撃となったに違いない。