大谷翔平の韓国開幕に代理人自信「予定通り」 投球再開は4月か、来季は「二刀流」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷代理人がド軍キャンプを訪問「開幕までに間に合うことを祈っている」

 ドジャース・大谷翔平投手の代理人を務めるネズ・バレロ氏が19日(日本時間20日)、米アリゾナ州グレンデールで報道陣の取材に応じた。昨年9月に右肘を手術した大谷のキャッチボールの再開時期について、「シーズンが始まって、4月に行うのがいいと思う」との見解を示した。

 大谷はファンフェスタが行われた3日(同4日)に「アリゾナに入って軽いスローイングから始まって」とキャンプ中に再開する見通しを示していた。「今年は投げないので、十分に時間がある。次の春までに16、17か月のリハビリを組める。時間をかけて強化できればいい。医師とトレーナーのゴーサインが出れば、リハビリのスローイングを始める」とバレロ氏。投手・大谷は時間をかけてリハビリする。「2025年の開幕には二刀流ができる」と復活に自信を見せた。

 3月20日に韓国に行われるパドレス戦でシーズン開幕を迎える。バレロ氏は「スケジュール通りだ。彼はどうすれば準備できるか、理解している。時間もまだ十分に残っている。予定通りに来ているし、それはいいことだ。彼が出場する姿を見ることができれば、それはいいことだ。開幕までに間に合うことを祈っている」と語った。

 ロバーツ監督はシーズン終盤に外野手としてプレーさせることを示唆している。「彼はDHとしてやるべきことをやるだろう。このチームの強みの1つは、選手層だ。質のいい外野手がいるから、その人の代わりに起用することは想像しにくい。でも、シーズン中は何が起きるかわからないし、彼に質問すればやりたいと言うだろう。もし起用されれば、いい外野手になるだろうね。投げる時だけ、気を付ければいい」と話した。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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