中日では救援を「せざるを得なかった」 タイトル獲得も…亡命右腕にあった悩み

ブルージェイズと契約したロドリゲス「僕はずっと先発が好きだった」
ブルージェイズと契約を結んだ元中日のジャリエル・ロドリゲス投手が先発への思いを口にした。NPB時代には救援として2022年に最優秀中継ぎのタイトルを獲得するなど活躍したが、「リリーフに関しては何も恋しくない」とピシャリ。MLB公式サイトが伝えている。
ロドリゲスは2020年にNPB入り。来日3年目の2022年には56試合に登板して防御率1.15、39ホールドで最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。しかし、昨春のWBCにキューバ代表として出場後は来日せず。亡命したと報じられ、中日から自由契約になると、今年2月にブルージェイズと契約を結んだ。
同サイトのブルージェイズ番キーガン・マシソン記者は「ロドリゲスは球界で非常に謎めいた存在だ」としつつ、週末に行ったブルペン投球について言及。「それは宣伝された通りだった。彼はここに来てまだ数日しか経っていないが、開幕日に到達したいところの75%まで進んでいるという」と絶賛。5年総額3200万ドル(約48億円)契約に納得していた。
ロドリゲスは今季、先発5番手候補とされている。「僕はずっと先発が好きだった。それが僕なんだ」と思いを明かした。「日本では、僕の前にベテランがたくさんいるローテーションだったから、そうせざるを得なかった」し、「先発として初回のマウンドに立つアドレナリンは計り知れない。それが大好きなんだ」と熱く語った。
(Full-Count編集部)
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