また“二刀流消滅”で際立つ大谷翔平の凄さ 期待の有望株は登板ゼロ…早くも打者専念

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

昨年のドラフト1巡目(全体16位)で二刀流として指名されたエルドリッジ

 二刀流として注目を集めたジャイアンツの有望株、ブライス・エルドリッジ外野手が打者に専念すると決まった。地元メディア「NBCスポーツ・ベイエリア」によると、一塁手としてのみプレーするとピート・プティラGMが明かした。

 昨年のドラフト1巡目(全体16位)で「Two-way Player(二刀流選手)」として指名を受け話題となった。1年目はルーキーリーグ、マイナー1Aで計31試合に出場し打率.294、6本塁打、OPS.905。投手としての登板は1度もなかった。

 同メディアは「このオフシーズンにジャイアンツがショウヘイ・オオタニを獲得しようとしたとき、すでに2人の二刀流選手がいた。それから2か月後、オオタニはドジャースに移籍し、二刀流のジャイアンツの2選手は別の道を選んだ」と言及。もう一人の二刀流、レジー・クロフォード投手も投手に専念した。

 レイズ傘下所属のブレンダン・マッケイ投手、レンジャーズ傘下所属のジャレッド・ウォルシュ内野手、前フィリーズのマイケル・ローレンゼン投手ら二刀流を志す選手は過去にもいたが、メジャーリーグの舞台で実現しているのはドジャースの大谷翔平投手ただ一人だ。改めて二刀流の難しさが浮き彫りになっている。

(Full-Count編集部)

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