松井裕樹の“魔球”に敵軍脱帽「素晴らしい」　3者連続Kデビュー「えげつないね」

松井裕樹がオープン戦に登板、3者連続空振り三振でドジャース打線圧倒

■パドレス ー ドジャース（日本時間23日・アリゾナ）

　パドレスの松井裕樹投手が22日（日本時間23日）、ドジャースとのオープン戦に登板。3回に5番手としてマウンドに上がり、3者連続で空振り三振を奪って1回無失点でマウンドを降りた。対戦したドジャースの選手も「えげつないね。素晴らしかったよ」と“ルーキー”の快投に脱帽だった。

　松井は8点ビハインドの3回に登板。対外試合デビューとなった。先頭のギャビン・ラックス内野手は直球で空振りを奪うなど、カウント1-2から鋭く落ちるスライダーで体勢を崩し、空振り三振を奪った。

　続くクリス・オーウィングス内野手もワンバウンドのスライダーを振らせ、アンディ・ページズ外野手も外角高めのスライダーで三振に仕留めた。松井は小走りでベンチへ戻り、ホッとした表情を浮かべていた。

　ストライク先行で計12球を投じ、直球とスライダーで6度の空振りを奪った。先頭で対戦したラックスは、試合後に対戦を振り返り「私に対して本当に素晴らしいスプリット（松井によるとスライダー）を投げたね。速球は伸びてくるし、えげつないね。素晴らしかったよ」と左腕のボールに脱帽だった。

（Full-Count編集部）