大谷翔平が生んだ“最悪のラウンド” トロント報道で揺れた胸中…ド軍監督の本音

ドジャース・大谷翔平(左)とデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平(左)とデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】

大谷翔平の“トロント報道”に、ロバーツ監督も隠せなかった動揺

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は22日(日本時間23日)、パドレスとのオープン戦の最中に米放送局のインタビューに応じ“最悪のラウンド”を振り返った。獲得に成功した大谷翔平投手が「トロントに行くかもしれない」と報道が出た時「ゴルフコースにいた」と明かした。

 オープン戦を中継するアナウンサーが「ショウへイ・オオタニがプライベートジェットでトロントに向かっているとされたとき、どこにいらっしゃいました?」とロバーツ監督に尋ねると「ランチョ・サンタフェ・ゴルフクラブにいました。サンディエゴの。史上最悪のラウンドの最中でしたよ」と指揮官は笑いを誘った。

 ロバーツ監督は「明らかに、いろいろなことが頭にありました。『ジ・オフィス』に出演しているブライアン・バムガーナーとラウンドをしていましたが、彼に懇願したんです。『ブライアン、断言する。私は本来、これよりいいゴルファーだ。ただ、頭の中でいろんなことが起きているんだ』とね」と動揺を隠しきれなかった当時を思い出して笑った。

 炸裂させたジョークにバムガーナー氏も笑顔を見せ、その日だけはミスショットの打ち直しを許可してくれたという。最終的にドジャースに入団した大谷だが、指揮官は気が気でなかったと振り返った。

(Full-Count編集部)

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