エ軍の美人レポーター熱弁…大谷翔平へ「ブーイング必要ない」 移籍後も抱く尊敬の念

エンゼルスレポーターのエリカ・ウエストンさん【写真:小谷真弥】
エンゼルスレポーターのエリカ・ウエストンさん【写真:小谷真弥】

エ軍レポーターのエリカ・ウエストンさん「ショウヘイのファンであり続けることは間違いありません」

 ドジャースの大谷翔平投手に激アツのメッセージだ。エンゼルス放送局バリースポーツ・ウエストでレポーターを務めるエリカ・ウエストンさんが24日(日本時間25日)にFull-Count編集部のインタビューに応じ、大谷への思いを語り尽くした。かねて残留を求めていた大谷への思いとは。

「もちろんショウヘイが残るのを見たかったです。でも、驚いてはいません。ドジャースが驚くほど素晴らしいオファーをするだろうとずっと分かっていましたから。あの集団がどうまとまるか。文字通りのオールスターチームですから。たくさん勝つでしょうね。ダイヤモンドの反対側にいるショウヘイを見るのは残念ですが、彼のファンであり続けることは間違いありません」

 昨年12月に10年総額7億ドル(約1050億円)のメジャー史上最高額でドジャース入り。エリカさんが驚いたのは、97%を後払いとした異例の契約内容だ。

「目が飛び出るほど驚いている、というわけではありません。彼がもらう金額についてはね。ですが、あの契約の中身が興味深いですね。そして、ドジャースにもっと選手を加えてほしいと主張したことも。彼が勝ちたいことは知っています。最初からそう言っていましたから」

 右肘の手術明けで今季は打者に専念する。2度のMVPを獲得したア・リーグからナ・リーグへの移籍。戦う環境も変わるが、移籍1年目の今季から好成績を残すと確信している。

「ピッチングを意識する必要がないので、打撃ではかなりすごい年になる可能性があるわね。(リハビリも)今は予定通りみたいね。今年投げないので、その意識の全てを打つことに向けている。彼が打つことが大好きなのは周知の事実だし、ピッチングは打つことよりずっとストレスがかかる。今年が終わる段階で40本、50本、60本を打っていても驚かないわ」

 古巣のエンゼルスとは公式戦で4試合が組まれている。人気選手だった大谷へのファンの反応も注目される。だが、はっきりと言い切った。

「誰もショウヘイにブーイングをする必要なんてないわ。彼がアナハイムに来たら確かにブーイングはきっと起こるでしょうが、それはみんなが恋しく思っているから。同じ都市の別のチームに行ってしまったのは最悪だし、本当に残念だけれど、彼にブーイングをする必要はないわ。私たちが今まで見てきた中で最も異色な選手なんですから、ブーイングをする必要なんてありません」

 今も大谷へのリスペクトの思いであふれている。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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