詰まらされても…大谷翔平は「当たり前のようにHR」　米衝撃の“お披露目”「完璧な一撃」

デビュー戦で豪快1号「彼はやってのけた」

■ドジャース ー Wソックス（日本時間28日・アリゾナ）

　ドジャースの大谷翔平投手が27日（日本時間28日）、米アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦に「2番・DH」で先発出場し、第3打席で移籍後「初本塁打」を放った。いきなりのアーチに、米メディアも驚き。「完璧な一撃」「彼はやってのけた！」などと賛辞を送った。

“ドジャースデビュー”に、多くのファンが注目した。試合前にはグラウンドに登場するだけで大歓声。スタンディングオベーションで迎えられた第1打席は見逃し三振に倒れた。

　第2打席は二ゴロ併殺に倒れ、迎えた第3打席だった。3点を追う5回2死二塁、右腕ドミニク・レオン投手から振り抜いた打球はグングン伸びて左翼席まで届いた。デビュー戦での初アーチに場内は大歓声に包まれた。

　この一発に、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況を務める実況を務めるティム・ネヴェレット氏は「皆が待っていた瞬間でした。（ファンに）ショータイムを提供しました」と笑顔。解説を務めるリック・マンデー氏も「短いストライドで、ボールをかち上げました。打球はぐんぐん伸びていきました。力強い男だ」と話した。

　MLB公式のサラ・ラングス記者はX（旧ツイッター）で「もちろん彼はやってのけた！　ショウヘイ！」と感嘆。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は「当たり前のようにドジャースデビュー戦で本塁打を放った」。スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」も「ショウヘイ・オオタニの完璧な一撃」と絶賛した。

（Full-Count編集部）