大谷翔平に“NG質問”した米記者 今も夢見るジャイアンツ入り…指揮官は「気が滅入る」

Wソックス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
Wソックス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

ジャイアンツ番記者が“NG質問”も…ロバーツ監督にもぶつけていたようだ

■ドジャース 9ー6 Wソックス(日本時間28日・アリゾナ)

 ドジャースの大谷翔平投手に、ライバル球団の米記者から思わぬ質問が飛んだ。27日(日本時間28日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦で移籍後初本塁打。“デビュー戦”を終えて報道陣の取材に応じたが、ジャイアンツ番記者からの質問は“回答NG”となってしまった。

 ジャイアンツ地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」は、「ショウへイ、あなたはサンフランシスコを訪問した時、チーム、チーム職員たち、そしてサンフランシスコの街についてどう思いましたか? そしてジャイアンツとの契約を検討しましたか?」と質問。水原一平通訳が大谷と相談して丁寧に断った。

 一方、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督にも「大谷がライバルのジャイアンツと契約していたら?」という質問をぶつけていたようだ。「ショウヘイ・オオタニがデビュー戦でHRを打つ中、ジャイアンツファンは『もし……だったら』と想像するしかない」との見出しで、同紙に指揮官の回答を掲載した。

「きっと気が滅入っていたね。言うまでもなく彼は打線の様相を変えてしまう打者。オオタニのような選手がいたらファンは生き返っていただろうね。彼は我々のファンたちにすでにかなりの付加価値を与える存在になっている。彼のような、今後しばらく二刀流をこなす選手が(そちらに)いるのを見たら気が滅入っていただろうね。ああ、かなり気が滅入っていただろう。気が滅入る、というのが(ぴったりの)言葉だ」

 同記者は「大谷はずっとドジャースに入る運命のように見えたが、それでも(ジャイアンツの)ファンは彼が背番号17番をつけて打線に入ることを夢見た」と言及。試合と関係ないため回答は得られなかったが、大谷を“逃した球団”という目線の質問だった。ライバル球団との初対戦も楽しみになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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