看板選手去っても…続く“オリフィーバー” OP戦は前年比150%、開幕戦は完売の大盛況

京セラドームの客席の様子【写真:北野正樹】
京セラドームの客席の様子【写真:北野正樹】

宮崎・春季キャンプの来場者数は24万7196人で過去最高を記録

 リーグ4連覇を目指すオリックスの“フィーバー”ぶりは、春季キャンプを終えても継続しそうだ。3日のDeNA戦から本拠地・京セラドームでのオープン戦がスタートしたが早速、2万1521人の観客を集めた。球団関係者によると、主催試合(全8試合)の前売りチケットは前年比150%のペースで進んでいるという。

 オリックスの人気は本物だ。2月29日まで行われた宮崎・春季キャンプの来場者数は24万7196人。2015年に宮崎・清武に移転後では昨年の20万7000人を上回り、過去最高を記録した。一日の来場者数でも、2月11日に最多の2万9196人が訪れるなど、フィーバーぶりが注目されていた。

 キャンプを終え、オープン戦が始まる3月も勢いは止まりそうにない。この日のDeNA戦では5階席を開放していなかったが、内外野席はファンで埋め尽くされ2万1521人が来場。球団関係者は「キャンプでの盛況ぶりも凄かったですが、オープン戦チケットの売り上げもありがたいことに順調に伸びています」とホクホク顔だ。

 昨年、この時期は新型コロナウイルスの分類が「4類」から「5類」に移行される前だったことも、チケット売上アップの要因の一つだが「ようやく連覇、3連覇した恩恵を受けているように感じます」と、実感している。直近では吉田正尚外野手、山本由伸投手と2年連続で“球団の顔”が退団した。「どうなるか、と心配していましたが、現時点では一安心です」と、安堵の表情を浮かべる。

 一昔前は関西に拠点を置く阪神との“人気格差”を痛感させられていたが、「オリ姫デー」などのイベントを開催し、地道な努力を積み重ねファンの新規獲得に努めてきた。そこにリーグ優勝、日本一と実力も伴い、人気球団の仲間入りを果たそうとしている。

 すでに3月29日のソフトバンクとの開幕戦チケットは完売。「シーズンが始まってからも継続できるように。平日のゲームでもファンの皆さま方に喜んで頂けるよう頑張りたい」と同関係者。看板選手が去っても、オリックスの人気に偽りはない。リーグ4連覇、2年ぶり日本一を果たし、誰からも愛される球団作りを目指していく。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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