“大谷超え”25歳が衝撃の無双「バグってる」 天才が叩き出した異次元の「2.616」

ヤンキースのフアン・ソト【写真:ロイター】
ヤンキースのフアン・ソト【写真:ロイター】

大谷は3打数3安打、OP戦でのOPSは2.207を記録

 勝負の1年を迎えた天才打者が絶好調だ。ヤンキースのフアン・ソト外野手は3日(日本時間4日)、2試合連発となる今春オープン戦3本目のアーチをかけた。3本塁打はリーグ1位タイ。OPSは驚異の2.616に達し「ア・リーグMVP」「ヤンキースに世界一を」「レジェンド」と日米ファンの度肝を抜いている。

 この日「3番・右翼」でタイガース戦に先発したソトは、初回の第1打席で右翼フェンス越えの本塁打。6回の第3打席でも右前打を放って交代し、今春のオープン戦は9打数6安打の打率.667、3本塁打、出塁率.727、OPS2.616を記録している。

 同日にはドジャース・大谷翔平選手もロッキーズとのOP戦に「2番・DH」で出場。フェンス直撃の三塁打を含む3打数3安打2打点の大暴れで、こちらもOPSは2.207に達した。衝撃の打棒を披露する“2人の天才”に日米ファンもうっとり。「今年のア・リーグMVPは決まり」「球界最高の選手」「OPS2.616は笑ってしまうレベル」「大谷翔平も凄いけど、ソトの方がOPSバグってた笑」と驚きのコメントが駆け巡った。

 25歳のソトは大谷と同じ2018年に19歳にしてメジャーデビューを果たし、1年目から22本塁打、OPS.923の活躍で新人王投票では2位に。2020年には打率.351で首位打者のタイトルを獲得し、通算6年で160本塁打、OPS.946、シルバースラッガー賞を4度受賞。このオフにパドレスからヤンキースへトレード移籍した。

 年俸調停権を持つ選手としては、大谷を抜いて史上最高額の3100万ドル(約45億円)で契約に合意。2024年オフにFAとなる見込みで、一部報道では5億ドル(約724億5000万円)以上の契約を手にするとも見られている。大事なFAイヤーでどんな成績を残すのか。今から目が離せない。

【実際の様子】“なぎ払い”で驚異の柵越え 絶好調ソトは「誰にも止められない」

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