大谷翔平は「まるで息子のようだ」 エ軍名物解説が語る感謝、電撃婚は「やられたね」

ドジャース戦で姿に姿を見せたエンゼルス放送局バリースポーツ・ウエストの名物解説、マーク・グビザ氏(右)【写真:荒川祐史】
ドジャース戦で姿に姿を見せたエンゼルス放送局バリースポーツ・ウエストの名物解説、マーク・グビザ氏(右)【写真:荒川祐史】

エ軍放送局の解説者グビザ氏「これからも応援するしファンであり続ける」

■エンゼルス 4ー0 ドジャース (日本時間6日・グレンデール)

 エンゼルス放送局バリースポーツ・ウエストの名物解説、マーク・グビザ氏が5日(日本時間6日)、ドジャース・大谷翔平投手へ感謝のメッセージを送った。この日、大谷が初めてエンゼルス戦に出場。「この3年間、球界どころかスポーツ界で誰もしたことがないことをしていた。マウンドに上がる度、打席に入る度に応援していて、まるで息子ができたようだった。今までとは違ってくるが、これからも応援するしファンであり続けるよ」と熱く語った。

 グビザ氏は大谷が渡米1年目の2018年から良き理解者だった。エンゼルス所属時代には番組企画で英語インタビューを行ったこともある。「変な気分だよ。今朝は早く目が覚めて、まるでクリスマスの朝のような気がした。会えることにワクワクしていた」と心境を吐露する。

 そして、「彼から色々学んだ。チームメート、野球、そして我々メディア側の全員に対する敬意は見事だ。いつも私はジョークを言っていたよ。彼といるのは、まるでビートルズかローリング・ストーンズに会うようなものだってね。彼の周りにいられたことは、それくらい粋なことだった」と振り返った。

 大谷は日本時間2月29日に日本人女性との結婚を発表した。「あれにはやられたね。嬉しいよ。MVP受賞発表の時はワンちゃんと一緒だったよね、あれも粋だった。私も犬の名前が知りたかった。それが今度は突然結婚もしている」と驚きを隠そうとしなかった。

「今、ドジャースで非常に期待されている。誰も見たことのないレベルのプレーぶりを期待されるという意味でね。心地よく過ごせる場所があって、家族がいてくれるということ、そして会話ができて相談相手がいるというのはいいことだ」。名物解説は今もユニコーンへ温かい視線を送っている。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY